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応募者の心を動かす!福祉業界向け採用動画の構成とストーリー設計法

2025年11月10日

    https://www.dream-village.net/recruit-lp/

  • 福祉現場の“人の温かさ”や“働きがい”を映像で伝えることは、採用力を高める新たな鍵です。本記事では、弊社が ドリームビレッジ様 の採用動画を制作する視点から、その構成・ストーリー設計・撮影・編集・活用の流れを詳しく解説します。これから福祉業界で採用動画を検討している方に向けて、実践的なヒントをお届けします。
  • 目次

    1. プロジェクト背景と目的
     ・1-1 採用難を背景にしたドリームビレッジ様のの要望
     ・1-2 弊社が描いた“映像で伝えるべき価値”

    2. 構成・ストーリー設計の設計図
     ・2-1 冒頭シーンで掴む「共感」のカギ
     ・2-2 職員・利用者ストーリーを軸にした流れ構築

    3. 撮影現場でのこだわりポイント
     ・3-1 “リアル”を捉えるカメラ・光・音の選び方
     ・3-2 インタビューで引き出した本音と想い

    4. 編集・演出で魅せる映像化
     ・4-1 音楽・ナレーションで作る温度感
     ・4-2 テロップ・カット割りでテンポを整える

    5. 公開・活用フェーズで成果を伸ばす方法
     ・5-1 SNS・求人サイトへの効果的な展開方法
     ・5-2 継続活用としての企業ブランディング視点

  • 1. プロジェクト背景と目的

    1-1 採用難を背景にしたドリームビレッジの要望

    福祉施設を運営するドリームビレッジ様は、慢性的な人手不足という課題を抱えていました。働く環境や人間関係、利用者との触れ合いのあたたかさを、これまでの文字情報や静止画像だけでは十分に伝えきれないと感じており、「働いてみたい」「この職場なら安心できそう」と求職者に思ってもらえる映像を求めていました。そこで、東風では「映像だからこそ伝えられる価値」を軸に企画を立案しました。

    1-2 弊社が描いた“映像で伝えるべき価値”

    弊社が目指したのは、「ドリームビレッジで働くこと=人とのつながり、成長、安心感」という価値を、視聴者が“自分ごと”として感じられるように設計することです。ただ制度を紹介するのではなく、スタッフの表情や日々のやりとり、現場の空気感を映像で捉えることで、求職者の心に残るストーリーを描きました。

  • 2. 構成・ストーリー設計の設計図

    2-1 冒頭シーンで掴む「共感」のカギ

    動画の冒頭は視聴者の注意を一気に引きつけるフェーズです。ドリームビレッジの採用動画では、明るく柔らかな光が差し込む施設の様子、スタッフが自然体で働いている空気感を短く見せることで、「ここで働くっていいな」と感じてもらえる入り口を作りました。その後、動画中盤で職場の雰囲気や制度を順に紹介する流れを設計。

    2-2 職員・利用者ストーリーを軸にした流れ構築

    ストーリー設計では、職員1名を主人公に据え、変化を描きました。入職前は不安を抱えていたが、先輩や利用者との関係を通じて成長し、現在は自信をもって働く姿、そして「これから働くあなたへ」というメッセージにつなげます。同時に利用者の笑顔や日常の姿を重ねることで、「人のために働く」という福祉の根源的な魅力を視覚的に提示しました。こうした時間軸を意識した構成が、視聴者の共感を引き出します。

  • 3. 撮影現場でのこだわりポイント

    3-1 “リアル”を捉えるカメラ・光・音の選び方

    撮影時には演出感よりも「日常そのまま」の空気を大切にしました。施設内の自然光を活用し、過度な照明や演出を避けることで柔らかく温かな印象を保ちました。また、固定カメラだけでなく、手持ちで軽く移動するショットを加えることで、視聴者がその場にいるかのような臨場感を演出。背景の会話や笑い声、利用者の声をあえて残すことで、映像が“作りもの”に見えず、リアルに伝わります。

    3-2 インタビューで引き出した本音と想い

    インタビュー撮影では、台本通りの応答ではなく、スタッフが自然に話せるようリラックスした環境を整えました。「この仕事で一番嬉しかったことは?」「やりがいを感じる瞬間は?」といった問いかけから、本音の声を引き出しました。撮影前にヒアリングシートを用意し、個人の想いやきっかけを整理しておくことで、カメラの前でもスムーズに語っていただけました。その結果、視聴者が「この人と一緒に働きたい」と思える“人となり”が映像に表れました。

  • 4. 編集・演出で魅せる映像化

    4-1 音楽・ナレーションで作る温度感

    編集段階では、音の選定が映像全体の“温度”を決めました。静かで柔らかいピアノ系BGMをベースに、ナレーションは穏やかな語り口で、視聴者が安心して見られる構成に。スタッフのコメントと利用者の笑顔を音と映像でリンクさせ、「人に寄り添う」というドリームビレッジの姿勢を感覚的に伝えました。音が強すぎるとメッセージが埋もれてしまうため、声・BGM・環境音のバランスを丁寧にとりました。

    4-2 テロップ・カット割りでテンポを整える

    視覚に訴えるために、テロップは短めのキャッチーな言葉をスタッフのコメントに重ねました。カット割りは、シーン切り替えを速めに設定しつつ、重要な語り部分ではゆったりとしたテンポを残すことで、緩急がついた映像に仕上げました。全体の長さは1分程度に抑え、視聴者が最後まで見やすい構成を目指しました。

  • 5. 公開・活用フェーズで成果を伸ばす方法

    5-1 SNS・求人サイトへの効果的な展開方法

    完成した採用動画は、自社ウェブサイトだけでなく、Instagram・Facebook・求人媒体(Indeed・マイナビなど)にも展開しました。特にSNSでは「20秒ダイジェスト版」を用意し、興味を引く入り口を作って本編へ誘導する形を採用。さらに、動画の視聴数や応募率などを定期的に確認し、必要に応じてサムネイルや導入文を改善しました。こうした“発信戦略”が応募数の増加につながりました。

    5-2 継続活用としての企業ブランディング視点

    この採用動画は、単なる求人ツールではなくドリームビレッジのブランドイメージを高める資産として位置付けました。例えば、社内研修や説明会での活用、地域イベントでの上映など多様な場面で使用されています。人材を募集する時期だけでなく、継続的に「どんな職場か」を伝え続けることで、将来の応募者との接点を増やし、信頼感を育てています。